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曹操

(そうそう)。字は孟徳。中国後漢末期から三国時代の人物。後漢の王となる。子には曹丕、曹彰、曹植ら。配下には曹仁、曹洪、夏候惇、夏侯淵、荀彧、荀攸、賈詡(カク)、郭嘉、程昱、劉曄、司馬懿陳羣、徐晃、張遼、張郃(チョウコウ)、許褚(キョチョ)、典韋らがいる。
黄巾の乱が起こると騎都尉として活躍する。袁紹が盟主の反董卓連合軍に参加するが、董卓は長安に遷都、ややもして連合軍は解散となった。徐々に勢力を拡大していた曹操は、董卓死後に長安から逃れた献帝を擁する。200年には大勢力となっていた袁紹と官渡で戦い破った。その後、袁一族やそれに味方する勢力を滅ぼし河北を統一した。曹操の次の目標は荊州となった。曹操軍は南下して荊州をとるが、赤壁の戦い(208年)で劉備孫権連合軍により敗北した。
216年には魏王となる。漢中では勢力を拡大してきた劉備軍と戦うが撤退。荊州では劉備軍の関羽を孫権軍と手を組み倒した。220年に病没。謚号は武皇帝。
曹丕が後を継ぎ、後に皇帝となった。文人としても優れていた。2009年に墓が認定されている。

<三国志演義では>
優れた能力を持つ悪人のような扱いである。劉備と協力関係になることもあるが、漢帝国復興を考える劉備と漢帝国を操ることを考える曹操とは次第に敵対関係になっていく。赤壁の戦い前の長坂の戦いでは劉備軍を打ち破るも趙雲や張飛らの活躍や関羽の援軍により劉備らは逃げきってしまう。漢中の戦いでは劉備軍と戦うが敗戦が多くなりついには撤退した。関羽が呉に殺害されたとき呉から関羽の首が届く。司馬懿の献策を入れて関羽を国葬とした。
曹操の騎乗した馬について、曹操は絶影という馬に乗っていたが死後は爪黄飛電という馬に乗ったという話がある。

<関連ワード>
三国志の三国(蜀漢
三国志演義
銅雀台
孟徳新書
治世の能臣、乱世の奸雄

<世に出ているゲームでの扱い>
優れた能力を持つ悪役として描かれることが多いか。
シミュレーションゲームでは能力値は非常に高い。総合能力値でトップクラスである。

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