大坂城(おおさかじょう)。安土桃山時代に大坂に豊臣秀吉によって築かれた城。元は石山本願寺があった。大坂冬の陣、大坂夏の陣では豊臣秀頼軍と徳川家康ら徳川幕府軍の決戦の場になった。冬の陣では大坂城の南側に真田丸が築かれたとされる。そして大坂夏の陣では豊臣秀頼は死に豊臣氏は滅亡、大坂城は焼失した。江戸時代では徳川家の領土となった。江戸時代の大坂城は大坂夏の陣で焼失したものを再建したという。幕末では鳥羽・伏見の戦い前後に大きく焼失した。その後、昭和には天守も復興された。明治時代に新政府により大坂の地に大阪府ができた。
現在の所在地は大阪府大阪市中央区大阪城となっている。
<その他の情報>
秀吉によって石山本願寺焼失後の地に築かれる。
黒田孝高(黒田官兵衛)が縄張。
豊臣時代に黄金の茶室があったといわれている。
現在は日本100名城になっている。
天守は現在は3代目となっている(秀吉の時代のもの、徳川家が再建したもの、昭和で復興されたもの)。
名古屋城や熊本城と共に日本三名城といわれることもある。
<関連ワード>
錦城
大坂冬の陣
大坂夏の陣
大阪城(おおさかじょう)
日本100名城
<外部サイトへのリンク>
大阪城天守閣
太閤さんのお城やな