孫権

孫権(そんけん)。字は仲謀。中国後漢末期から三国時代の人物。の初代皇帝となる。子は孫登、孫和、孫亮ら。父は孫堅、兄弟は孫策ら。配下には周瑜黄蓋・程普・魯粛・張昭・徐盛・呂蒙・甘寧・周泰・諸葛瑾・陸遜らがいる。
孫堅の後を継いだ兄の孫策は孫権が19歳のときに死亡したために後を継いだ。河北を統一した曹操が南下した際に抗戦か降伏かを悩むが劉備と同盟を結び曹操と戦う道を選ぶ。赤壁の戦いで曹操軍を打ち破り、その後も曹操軍と戦う。しかし、劉備との関係は徐々に悪化、益州を新たに得て勢力を拡大する劉備の配下である関羽を討伐した。曹操の死後、の皇帝となった曹丕により呉王に封ぜられる。
皇帝となった劉備の攻撃が始まり呉軍は大いに苦戦するが、夷陵の戦いで陸遜により勝利を得る。劉備の死後は蜀漢と再び同盟し魏軍と戦う。229年には皇帝に即位している。晩年、子供たちの間で自分の後継者争いが起き、呉の国の力が低下。252年に死亡。孫亮が後を継いだ。

<その他の情報>
配下の周泰に危機を救われており、非常に感謝した孫権は諸将の前で周泰の傷の由来を語らせたことも。

<関連ワード>
三国志の三国(蜀漢
三国志演義
赤壁の戦いの前の机切り
甘露寺の十字紋石

<世に出ているゲームなどの作品での扱い>
曹操ほどではないが能力の高い人物として描かれることが多いようだ。晩年のことが能力や評価に少なからず影響を与えているのかもしれない。
映像作品では赤壁の戦いを前に自分の意思を示すために剣で机を切っているものも。



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