文醜

文醜（ぶんしゅう）。中国後漢末期の人物。
袁紹軍配下の武将。袁紹軍と曹操軍との官渡の戦いで袁紹配下の顔良は曹操の命令によって行動した関羽によって倒されてしまう。それを知った袁紹は文醜と劉備に命令して曹操を追わせる。しかし文醜は曹操軍のおとりの策にはまり戦死した。

＜その他の情報＞
曹操配下の荀彧により同じく袁紹配下の文醜と共に匹夫の勇と評されている。顔良も文醜も曹操配下の荀攸の策にはまり、その結果死を迎えている。

＜三国志演義では＞
袁紹と公孫瓚との界橋の戦いで袁紹配下として登場し公孫瓚をあと一歩というところまで追い込むが趙雲によって阻止された。顔良の死後に敵を討つために劉備と共に出撃し張遼と徐晃を退ける。しかし曹操軍のおとりの罠にはまり顔良と同じく劉備の義兄弟の関羽により討ち取られている。

＜関連ワード＞
三国志の三国（魏、呉、蜀漢）
三国志演義

＜世に出ているゲームなどの作品での扱い＞
顔良と同じく袁紹軍配下の武力の高い武将として扱われていることが多いか。文醜の方が知力が低く扱われることが多いようだ。