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村正

村正(むらまさ)。日本の刀工で千子村正(せんごむらまさ)が通称とも。または村正がつくった刀。
日本の三重県桑名市で活躍した人物である。刀は斬れ味が凄いという。徳川家康や豊臣秀次ら大名格も所有した刀でもある。同銘でも複数代がある。

<作品例>
妙法村正
村正御大小(徳川家康が所有した)
一胴七度(豊臣秀次が所有?)
匕首腰間鳴(西郷隆盛が所有)

<妖刀伝説の例>
・徳川家に仇なした刀
徳川家康の祖父松平清康が殺害されたときに使われた刀、父広忠が刺された刀、長男の松平信康が切腹したときに介錯に使われた刀、そして家康と戦った真田信繁(幸村)が使った刀などの話がある。このような話があるが真偽が不明なものもあり、さらに実際には徳川家康が所有していたわけで妖刀というのはただの悪質な風評であろう。
もっとも、徳川家康は徳川家から村正(刀)を除くように伝えたという話もある(信康の死に対して悔いていた感がある。特に晩年は老齢なこともあり非常に悔いたのではないだろうか。)。

<刀剣の展覧会・展示など>
2018年
桑名市博物館(三重県桑名市)で展示されている。期間は2018年10月6日(土曜日)から2018年11月25日(日曜日)の予定。
時間や休館日など詳細は桑名市役所のホームページ「特別企画展「村正II」のご案内」を参照。村正以外の刀剣も展示されている。

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