SNS(エスエヌエス)。
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Networking Service)の略語。
友人・知人などのコミュニケーションを円滑・活発にするなど関係の促進や関係そのものの増加などといった目的で使用されることが多い。情報の共有が容易なサービスとなっていることも多く、友人・知人間の連絡用として使われることや不特定多数(や会員の多数)への情報の拡散に使われることもある。
SNSを提供しているサイトは会員制サイトが比較的多いようである(見るだけで社会的関係を構築しないなら会員になる必要はないことも多い)。また、社会的ネットワークが構築可能なブログも範疇に入る。
昨今では地方自治体などの災害情報発信に利用されるサービスもある。
・大規模SNSの例
Google+、Facebook、Twitter、Instagram、Weibo、Skype、LINE
など
<用例>
SNS利用者
<その他の情報>
・ブログとSNSは別物と考える人もいるが、ストック型メディア、フロー型メディアとの観点でみれば別物という話であろう。ブログは前者、FacebookやTwitterなどは後者と考えられる。
・Weiboは例えていうならミニブログのようなSNSである。
・また、ヤフー知恵袋(Yahoo!Japanのサービス)をSNSと考える人もいるようだ。
・Twitterなどが地方自治体などの災害情報発信に使われることもあるが、一人で多数のアカウントを持っている場合もあり例えば日本でも実際何人が本当に利用しているのか不明ではある(フォロ爆などという言葉もある)。2018年半ば頃からTwitter社はフェイクアカウントの大規模削除などに取り組んでいるようで数十万のフォローが消えたアカウントもあるようだ。
<関連ワード>
コミュニケーション
<社会的問題になることも>
・人間関係を構築・促進しやすいサービスではあるが、誹謗中傷・ウソやデタラメな情報拡散などの悪用に使われることも残念ながら存在する(侮辱や名誉棄損などといった犯罪になることも)。Twitterなどでは情報拡散がされやすいが、自分では正しいと思った情報拡散行為でも実は情報が間違っていることもありそれにより名誉棄損などになっていることもあるので注意が必要である。
・アカウントが容易に作れることも多く、いわゆる「なりすまし」がされることもある。
・婚活や交際をメインとしたサービスも広がっているが匿名性があったり真実性がはっきりしない部分もあるために思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあり、使用には注意が必要と考えられる。
<SNS疲れ とは>
・「返信」や「いいね!」「フォロー」などといった反応(リアクション)を義務付けのように要求する人や雰囲気により疲れてしまう人も存在する。
・サービス利用者の主な年齢の変遷により投稿される内容の雰囲気についていけないなどもあるようだ(気にしなければどうということもない部分であるが)。
・いわゆるお金持ちなど社会的ステータスが高い人の自慢の場になっていることもSNSによってはあり、見ながら精神的に疲労する人もいるようだ。
・古参の独自ルールというものが存在するSNS(またはSNS内のグループ)もあり、サービス提供会社が意図していない行為を要求する人も。
<SNS疲れへの簡易なアドバイス>
・職場や家族関係のストレスに加えてその他の人間関係や社会的ステータス差からのストレスまで感じてしまう人は必要なもの以外は利用しない方が無難かもしれない。そういう人は例えばGoogle検索での動物画像など和むものだけ見ていた方がよいと考えられる。